どのような人が利用できるのでしょうか?

「要支援2、要介護(1〜5)で認知症であること」が前提となります。また少人数による共同生活を営むことに支障がないこと、自傷他害の恐れがないことなども入居条件となります。認知症対応型共同生活介護は、認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が、グループホームに入所し、家庭的な環境と地域住民との交流のもとで、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などのサービスを提供します。

今まで家庭で使用していた家具などを持ち込む事はできますか?

はい、今まで使用していた家具や日用品などの持ち込みが可能です。使い慣れた物には愛着もあり、使い勝手も良いので、安心してお持ち込みになれます。

入居後に要支援1や自立など状態が改善された場合はどうなりますか?

要支援1や自立認定となった場合は継続した入居はできません。グループホームで生活していると、スタッフの専門的な支援を受け、生きがいを持って生活できるように改善される場合があります。グループホームで生活する事で状態が安定し、自立と認定を受ける可能性があります。しかし、グループホームから一歩出ると認知症という疾患のため混乱してしまうケースもよくあります。そのような場合は、介護支援専門員とご相談していただき、場合によっては介護度の見直しの検討が必要になります。